「なんだか体が傾いてる?」それ、側弯かもしれません

「写真を見ると、いつも体がどちらかに傾いている」
「片方の肩だけ下がっている気がする」
「腰や背中が慢性的にだるい」

そんな違和感はありませんか?

それはもしかすると、側弯(そくわん)のサインかもしれません。

側弯とは、背骨が横にゆがんでいる状態のこと。
子どもに多いイメージがありますが、実は大人にも多く見られます。

そして意外なことに、背骨だけの問題ではなく、骨盤や足、普段の姿勢のクセが関係していることも少なくありません。


側弯ってなに?どんな状態?

本来、背骨は横から見るとゆるやかなカーブがありますが、正面から見るとまっすぐです。

しかし側弯の場合は、正面から見たときに背骨が左右どちらかにカーブしています。

よくあるサインは:

  • 片方の肩が下がっている

  • ウエストのくびれが左右で違う

  • スカートやズボンがいつも回る

  • 鏡で見ると体が傾いている

「気のせいかな?」と思っているうちに、少しずつ進行していることもあります。


なぜ側弯になるの?

側弯にはいくつかタイプがあります。

● 子どもに多いタイプ

成長期に原因不明で起こるもの。
学校検診で指摘されることが多いです。

● 大人に多いタイプ

長年の姿勢のクセや体の使い方によって、徐々にゆがんでいくもの。

特に多いのは:

  • 片足重心で立つクセ

  • 足を組むクセ

  • 横座り

  • 片側だけで荷物を持つ

こうした習慣が積み重なり、骨盤が傾き、背骨も引っ張られてカーブしていきます。


背骨だけが原因じゃない?

側弯は「背骨の問題」と思われがちですが、実は体全体のバランスが大きく関係しています。

① 骨盤の傾き

骨盤が左右で高さが違うと、その上に乗っている背骨も傾きます。

② 足のバランス

偏平足や足首の硬さがあると、立ち方が崩れ、骨盤がゆがみやすくなります。

③ 筋肉のアンバランス

体の片側ばかり使うと、筋肉の張り方が左右で変わり、背骨が引っ張られます。

つまり、背中をいくら揉んでも、土台が整っていなければ根本改善は難しいのです。


「痛くないから大丈夫」は危険?

側弯は、初期のうちは痛みがほとんどありません。

でも放置すると:

  • 慢性的な肩こり・腰痛

  • 呼吸が浅くなる

  • 疲れやすくなる

  • 見た目のゆがみが強くなる

といった影響が出てくることがあります。

特に大人の側弯は、気づいたときには何年もかけてゆがんでいることが多いのです。


こんな人は要注意

  • 片側の肩や腰だけがいつも痛い

  • 片足だけ靴底が減る

  • 写真で見ると体が傾いている

  • 子どものころ側弯を指摘されたことがある

これらは体のバランスが崩れているサインかもしれません。


側弯を悪化させないためにできること

① 片足重心をやめる

立っているとき、左右均等に体重を乗せる意識を。

② 足を組まない

足を組むと骨盤がねじれます。

③ 同じ側で荷物を持たない

左右交互に持つだけでも負担は減ります。

④ しっかり眠る

体の回復は睡眠中に行われます。寝不足は筋肉の緊張を強めます。


自己流ストレッチの落とし穴

「ゆがんでいる側を強く伸ばす」
「痛い側をグイグイ押す」

こうした自己流ケアは、かえってバランスを崩すこともあります。

側弯は、片側だけをどうにかする問題ではなく、
体全体のバランスを整えることが大切です。


まとめ|ゆがみは“体からのメッセージ”

「なんとなく傾いている気がする」
それは体が出しているサインかもしれません。

側弯は、早めに気づけば大きな変形を防ぐことができます。

  • 骨盤

  • 足元

  • 姿勢

  • 生活習慣

これらをトータルで見直すことが、再発を防ぐカギになります。

「まだ痛くないから大丈夫」ではなく、
今だからこそ整えやすい

将来の自分のために、今日から少しずつ意識してみましょう!

はなみずき鍼灸整骨院 おゆみ野中央院