「口を開けると“カクッ”と音がする」
「朝起きると顎が疲れている」
「食べ物が噛みにくい」
こんな症状がある場合、顎関節症(がくかんせつしょう)の可能性があります。
歯科で「異常なし」と言われたり、マウスピースを使ってもあまり変わらなかったり…。
実はその原因、姿勢の崩れにあるかもしれません。
この記事では、
- なぜ姿勢が顎に影響するのか
- 猫背や巻き肩が与える負担
- 整骨院でできること
を、できるだけわかりやすく解説します。
顎関節症は「顎だけの問題」ではない?
顎関節症というと、
- 噛み合わせが悪い
- 歯ぎしりをしている
- 顎の関節がズレている
といった「顎まわりの問題」をイメージしがちです。
もちろんそれも関係しますが、実際には
- 猫背
- 巻き肩
- ストレートネック
- 食いしばりのクセ
など、体全体のバランスの崩れが大きく関わっていることが多いのです。
なぜ猫背・巻き肩が顎に影響するの?
① 頭が前に出ると、顎に負担がかかる
猫背になると、自然と頭が前に出ます。
すると、顎の筋肉(咬筋・側頭筋など)が常に引っ張られた状態になります。
この状態が続くと、
- 口が開きにくい
- 顎がカクカク鳴る
- 顎がだるい
といった症状が出やすくなります。
② 巻き肩は「食いしばり」を強める
肩が前に入る「巻き肩」になると、胸の筋肉が硬くなり、首も緊張します。
首まわりの緊張は、顎の筋肉ともつながっているため、
- 無意識の食いしばり
- 朝起きたときの顎の疲れ
- 頭痛や肩こりの併発
につながることがあります。
筋膜のつながりがカギ
体には「筋膜(きんまく)」という、筋肉や関節を包んでいる膜があります。
この筋膜は全身でつながっているため、
- 胸
- 首
- 肩
が硬くなると、その影響が顎にまで及びます。
つまり、顎が痛い=顎だけが悪い、とは限らないのです。
こんな姿勢は要注意!簡単セルフチェック
ご自宅でできるチェックをご紹介します。
✔ 壁立ちチェック
壁にかかと・お尻・背中をつけて立ちます。
後頭部が自然につきますか?
無理に首を反らさないとつかない場合、ストレートネック傾向です。
✔ 横から鏡チェック
耳の位置が肩より前に出ていませんか?
肩が前に丸まっていませんか?
これらは猫背・巻き肩のサインです。
✔ 食いしばりチェック
気づくと歯を噛みしめていませんか?
仕事中や家事中に奥歯が当たっているなら要注意です。
姿勢を整えるとどう変わる?
当院 では、
顎だけでなく、姿勢や首・胸の動きも含めてチェックします。
姿勢が整うと、
- 顎の開閉がスムーズになる
- 音が軽減する
- 朝の顎の疲れが減る
- 頭痛や肩こりも楽になる
といった変化がみられることがあります。
これは、顎への「余計な負担」が減るためです。
顎だけを治しても再発する理由
マウスピースやマッサージで一時的に楽になっても、
- 猫背のまま
- 呼吸が浅いまま
- 食いしばりのクセが残ったまま
では、また顎に負担がかかります。
だからこそ、なぜ顎に負担がかかっているのか?
を考えることが大切なのです。
当院の考え方
当院 では
- 姿勢
- 筋肉や筋膜の動き
- 首や胸の可動性
- 呼吸の状態
を全体的に見ていきます。
顎だけを見るのではなく、
顎に負担をかけている体の使い方を整えることを大切にしています。
まとめ
顎関節症は、
- 噛み合わせ
- 歯ぎしり
だけでなく、
- 猫背
- 巻き肩
- 食いしばり
- 呼吸の浅さ
といった全身の状態が深く関係しています。
「顎が悪い」と決めつけるのではなく、
姿勢から見直すことが、根本改善への第一歩です。
もし、
- マウスピースでも改善しなかった
- 顎だけでなく肩こりや頭痛もある
という方は、一度体全体のバランスをチェックしてみるのもひとつの選択肢かもしれません。
無理に我慢せず、早めに対策していきましょう。





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はなみずき鍼灸整骨院 おゆみ野中央院でございます。