「朝の一歩が痛い…」それ、かかとだけの問題じゃないかも?

「朝、ベッドから立ち上がった瞬間にズキッと痛む」
そんな“最初の一歩”の痛みで悩んでいませんか?

多くの人が「疲れかな?」「年齢のせい?」と思いがちですが、実はそれは足底筋膜炎(そくていきんまくえん)のサインかもしれません。

しかも原因は、足の裏だけとは限りません。
ふくらはぎ、足首、骨盤、歩き方のクセなど、体全体のバランスが関係していることも多いのです。

ここでは、朝のかかとの痛みの原因と、改善のヒントをわかりやすく解説します。


なぜ「朝だけ」痛くなるの?

足底筋膜炎の特徴は、朝の一歩目が特に痛いこと。

その理由はシンプルです。

  • 寝ている間、足を動かさない

  • 足裏の筋肉や筋膜が硬くなる

  • 朝、急に体重をかけて伸ばされる

このとき、硬くなっていた部分が一気に引き伸ばされ、強い痛みが出ます。

日中動いているうちに血流が良くなり、少し楽になることが多いのも特徴です。

でも「夕方はマシだから大丈夫」と放置すると、慢性化して一日中痛むようになることもあります。


痛む場所でヒントがわかる

足裏のどこが痛むかによって、原因の傾向が違います。

● かかとの内側が痛い

もっとも多いタイプ。立ち仕事や長時間歩く人に多く見られます。

● 土踏まずが痛い

足のアーチが崩れている可能性があります。体重増加や運動量の増加も影響します。

● 足指のつけ根が痛い・しびれる

神経が関係していることもあり、専門的な検査が必要な場合があります。

痛む場所を知ることが、改善への第一歩です。


足裏だけが原因じゃない?

実は、足の裏に負担が集中する「原因」は、ほかの場所にあることも多いのです。

① 足首が硬い

足首がうまく曲がらないと、衝撃を吸収できず、かかとに負担が集中します。

② ふくらはぎがパンパン

ふくらはぎが硬いと、足裏が常に引っ張られ、炎症が起きやすくなります。

③ 骨盤のゆがみ

骨盤の傾きがあると、片足ばかりに体重がかかりやすくなります。

「足だけマッサージしても良くならない」と感じている方は、体全体のバランスを見直すことが大切です。


歩き方と靴も大きな原因

なかなか良くならない人の多くに共通するのが、歩き方のクセです。

  • かかと重心で立っている

  • 片足に体重をかけるクセがある

  • 歩幅が極端に広い・狭い

また、靴底の減り方もチェックポイントです。

  • 外側ばかり減っている

  • かかとの片側だけ極端に減っている

こうしたサインは、体の使い方の偏りを示しています。


実は「冷え」や「睡眠」も関係している

足が冷えやすい人、むくみやすい人は、血流が悪くなりやすく、炎症が長引く傾向があります。

さらに、体の修復は主に睡眠中に行われます。

  • 湯船にゆっくりつかる

  • 寝る前のスマホを控える

  • ふくらはぎを軽くさする

こうした小さな習慣が、回復を早めてくれます。


やりすぎセルフケアは逆効果になることも

「痛いから強く押す」
「ゴルフボールでぐりぐりする」
「痛いけどストレッチを続ける」

これらは、炎症が強い時期には逆効果になることがあります。

熱っぽさや腫れがあるときは、まず安静と冷却を優先しましょう。


こんな症状は要注意

次のような場合は、なるべく早くの対処することをおすすめします。

  • しびれやジンジン感がある

  • ふくらはぎや太ももまで痛む

  • 何をしても改善しない

神経や体全体のバランスが関係している可能性があります。


まとめ:朝の痛みは「体からのサイン」

「朝だけだから大丈夫」
そう思っていませんか?

朝の一歩の痛みは、体が出している小さなSOSです。

まだ軽いうちのほうが、改善もしやすくなります。

足の裏だけでなく、

  • 足首

  • ふくらはぎ

  • 骨盤・背骨

  • 歩き方

  • 生活習慣

これらをトータルで見直すことが、再発しない体づくりにつながります。

「朝がつらい」を「朝がラク」に変えるために、
今日からできることを、少しずつ始めてみましょう。

はなみずき鍼灸整骨院 おゆみ野中央院